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第8回 深場釣りのススメ by テル岡本【アカムツ2】

アカムツ

滅多にない!?良型ダブルに笑顔の筆者

浅所用タックル(深所用はこちら

 夏~秋の比較的浅所を150~200号オモリで釣る際に対応するタックル。東伊豆、南房~外房、茨城波崎~鹿島周辺など。

 

【ロッド……80~150号表示の2~2.4メートル中深場対応、もしくは汎用モデル。深所同様に「口切れしやすさ」を念頭に置き、やや胴に乗るアクションがベター。ミヤエポックコマンドXレッドシャドー」、アルファタックルハイパーブレード/アクション2」などがお勧め。

 

【リール】……ポイントの水深150~250メートル。PE6号300メートルキャパシティ電動リールでOK。ラインを高強度PEにすることで号数を下げ、その分距離を余分に巻くことで(5号350メートル・4号400メートル)潮流の抵抗を受け難く、フグなどの「縄切り禍」対策にもなる。

 

【仕掛け】……伊豆方面は深所仕掛けと同等スペックの胴突き3本バリ、南房~外房は同等~細め。魚のサイズに幅がある茨城波崎~鹿島沖はハリス5~6号、ミキイト7~8号、ハリも16~17号とサイズダウンした2~3本バリ。

 

 遠州灘や関西地区ではハリやハリス号数は同等で、ハリ数3~4本の天ビン吹き流し式が主流。

 

エササバ、ソーダガツオの短冊が基本。表皮に薄く身が付いている程度のペラペラの物を短冊状にカットし、チョン掛けにする。サイズは船にもよるが、幅1~1.5センチ・長さ10センチ程度と小ぶりにカットする。

 

 ホタルイカも多用される。1尾掛け、またはツボ抜きしたキモ付ゲソをイカ短冊や身エサと併用する。遠州灘ではオキアミを使用する船も。エサ取りやサメが多い場合は、これらに強い(これまでのテストではサメが食ってこない)ニッコー化成スーパーイカタン」(95ミリ)、「スーパーオキアミLサイズ」を併用するのが筆者流「TERUスタイル

実釣テクニック

アカムツ

2キロ超の大物。いまや幻扱いの貴重品だ

 

 ポイントはほぼ平坦な砂れき・砂泥底が中心。胴突き仕掛けの釣りはオモリが着底したら素早くイトフケを取り、ウネリによる船の上下でオモリが海底をトントンと叩く状態を設定すべく海況・釣り座・ロッドの硬軟・長さなど、すべての条件を考慮した上で50センチ~1メートル程度底を切る

 

 さらにこの状態を維持すべく、こまめに底を取り直してアタリを待つエサの動きに変化を持たせるよう、時に2~3メートル巻いて落とすなどのイレギュラーなアクションを織り交ぜるのも手だ。

 

 関東アカムツ釣りの一大基地となった茨城波崎沖の寒猫根では、持ちザオによる誘いを推奨し、誘い上げ、落とし込み、たるませなどのテクニックを駆使するが、「エサの動きに変化を付ける」意図はひん繁な底の取り直しも共通である。

 

 アタリは極めて明確で、シャープさがある。活性が高い場合には一荷の可能性もあるが、基本的に一尾を確実にキープする方向で早めに巻きに掛かるのが得策。巻き上げはドラグを十分効かせた低速気味設定が基本。

 

 この魚は海面まで結構な抵抗をみせ、大型ではサメと判断に迷う場合もあるが、確信できないなら慎重を期するに越したことはない。

 

 深所の個体は稀にガスが溜まって浮かんでしまうことはあるが、基本的にはハリが外れれば潜ると考え、取り込みには必ずタモのアシストを。

 

 クロムツほどではないが、口にはこまかく鋭い歯が並んでいるのでハリ外しの際には要注意。素手でバス持ちなど決してしないように。

 

 好条件に巡り合えば数釣れるケースもあるが、今や大型は幻の魚扱いされている。基本は1尾出れば御の字のスタンスで臨んでほしい。

アカムツの調理

 末端ではキロ単価が〝万〟になるケースもある超高級魚。その味覚は白身の大トロと称され、クセのない上品な脂が乗り切ったきめのこまかい身肉は、最上級の旨さとする声も少なくない。

 

 刺し身はやや厚く引く。口内に広がる脂の甘味と柔らかな身はまさにとろける旨さ。

 

 寿司にすればさらに際立つ。通常の握りはもちろん、天然塩&スダチで食す炙りも秀逸。皮付きのまま引いてシャブシャブもいい。

 

 筆者宅の一番人気は塩焼き。煮付け、鍋も素晴らしい。釣果を持ち込んだ料理屋が出してくれた揚げ出しはその意外性と旨さに舌を巻いた記憶がある。アラは吸い物、または味噌汁。皮も汁の具になる。キモは血抜きして刺し身に添えるか煮付けに。卵は輪切りにし、甘辛く煮付けて美味。

 

アカムツ

白身の大トロと言われ食味は絶品

 

【第7回 深場釣りのススメ アカムツを解説1】
【第9回 深場釣りのススメ 〝幻〟のアラ1】

 

釣行記事一覧はこちら → /contents/choko_kiji/lists

 

【アカムツ特集】白身魚のトロ!? ノドグロを釣っちゃおう!


関東・静岡アカムツのオススメ船宿!

 

 

福徳丸(ふくとくまる)

アカムツ激アツの福田港から出船!

アカムツの好漁場で知られる遠州灘は福田港から出船。福田港内のアカムツ船のなかでは他船に負けない自負があるという寺田船長は遊漁歴25年以上のベテラン。アカムツ狙いには一家言ありの船宿です。

福徳丸(ふくとくまる)

爆釣ポイント☆遠州灘でアカムツプラン

釣楽価格: 13,000円 / 人

静岡エリア福田港
車: 東名高速道路・袋井ICから約12km
電車: 磐田駅(JR東海道本線)

治久丸(はるひさまる)

アカムツ・カイワリの専門船!

東伊豆でアカムツとカイワリを専門とする船宿です。釣り人の案内人としてこだわりがあり、お客様の安全と満足度を第一に考え、家族連れや初心者の方、女性の方々にも存分に楽しんで頂けるようなアットホームな雰囲気があります。

治久丸(はるひさまる)

(午前)アカムツ釣りプラン

釣楽価格: 11,000円 / 人

東伊豆エリア宇佐美港
車: 熱海海岸自動車道・熱海ビーチラインICから約17km
電車: 宇佐美駅(JR伊東線)

直正丸(なおまさまる)

1人から出船可能大型期待のポイント!

起伏が激しくすぐに深くなる急峻な地形として釣り人の間で人気の東伊豆から出船。宇佐美、伊東、富戸、赤沢あたりをポイントとしている直正丸さんは2013年から遊漁船をスタートした元職漁船で、ポイント開拓も熱心。大型アカムツも期待できます!

直正丸(なおまさまる)

(1人~出船可能!)今季絶好調☆アカムツ狙いプラン

釣楽価格: 12,000円 / 人

東伊豆エリア宇佐美港
車: 熱海海岸自動車道・熱海ビーチラインICから約17km
電車: 宇佐美駅(JR伊東線)

富丸(とみまる)

アカムツ狙いの格安プランで出船!

魚種の豊富な真鶴沖ならではの根魚から中深場釣りの各種高級魚をターゲットにした釣りを案内している老舗船宿。アカムツは周年で出船中。午前と午後のプランがあり、都心方面からの電車釣行にも便利です。

富丸(とみまる)

さくっと午前船で楽しむ☆高級魚アカムツ釣りプラン

釣楽価格: 8,500円 / 人

午後船でゆったり楽しむ★高級魚アカムツ釣りプラン

釣楽価格: 8,500円 / 人

相模湾(真鶴)エリア真鶴港
車: 真鶴道路・岩ICから約1km
電車: 真鶴駅(JR東海道本線)

 

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