遠州灘アカムツ大釣果32尾!【福田/福徳丸】
時合いにヒット良型36センチ。
5人で32尾!最大43センチ
市場価値が高く、超がつくほどの高級ターゲットのアカムツ。この時期は特に皮付きでしゃぶしゃぶやあぶりにすると食味最高。12月20日(日)、静岡福田の福徳丸から取材した。
午前5時45分、5人を乗せ寺田桂司船長の舵で出船。薄曇りで海上はややウネリがある。
7時に「用意ができたら入れてみて、タナは底から5メートル」の合図で一斉に投入。狙う水深は230~310メートル。オモリは200号。竿は2.3~2.7メートルの中深場用で、リールはPE4~5号が400メートル巻ける中型電動を使う。
エサは基本的にホタルイカで、エンペラを縫い刺し。さらに匂いで誘いたいときはカツオのハラモを一緒に付ける。
仕掛けは天ビンを介した吹き流し式でハリス5~7号の2~3本バリ。チモトにタコベイト、蛍光ビーズ、ケイムラや蛍光パイプ、シモリ玉を組み合わせて使う。
開始30分、手巻きで少しずつタナを上げて誘っていた左舷ミヨシの川合史朗さんにヒット。上がったのはいきなり良型の39センチ。
同じタイミングで右舷ミヨシの菅沼さんも41センチの本命とシロムツ。その後すぐに2尾目も。8時には42センチも上げ「船長の言う通りのタナでアタりました」。
続けて左舷トモの松本さんに30センチ、右舷の向井さんも36センチ。次つぎに本命が上がり約2時間で船中11尾。オデコなし。
(左)置き竿で釣果を伸ばした菅沼さん。
(右)本命7尾とアラ2尾を上げた松本さん。
10時に当日最大の43センチを上げた川合勇作さんは「底を取って1メートルくらいの間隔で8メートルまで誘います。だいたい5メートルくらいでよくアタります」
「きょうは長潮だから11時までが勝負」と船長。
(右)当日最大の43センチ。美しい魚体。
11時からは本命に交じりアラが好食いし勇作さんが58センチと46センチを、松本さんも43センチと50センチ。
午後0時50分に終了。釣果は26~43センチ4~8尾で菅沼さんが竿頭。川合さん親子は7尾と6尾。松本さんが7尾、向井さんが4尾。5人で32尾にアラが4尾で好釣果だった。同宿では12月中旬に9キロのアラを上げた実績もある。
竿頭の菅沼さんは底を取り、手巻きで船長の指示ダナまで巻き上げ、置き竿で釣果を伸ばした。水深の変化に合わせてタナをこまめに取り直し、アタリがあれば竿を立てて軽くアワセを入れていた。エサはホタルイカのみ。天ビンと仕掛けの間にはイトヨレ防止のスイベルを使っていたのが印象的。
向井さんはタコベイトを付けてから好調だったので、装飾具は各種用意しておくといいだろう。また、巻き上げ速度は中速程度。バレやすい魚なので、状況に応じて速めか遅めか調整を。
(右)嬉しいゲストのアラ。
レアな魚種だが、福田沖は当日のように数上がる日が少なくない。白身とは思えない脂の乗りを味わったことがない人もかなりの確率で手にできる。仕掛けは市販のものでもいいが、船の流し方との相性があるので、釣行前に確認を。
(週刊つりニュース関東版/本紙編集)
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今回乗船した釣り船
『福徳丸(ふくとくまる)』
超高級魚のアカムツを狙って出船します。
アカムツは銀座などの高級料亭ではノドグロと呼ばれることも☆
市場にはあまり出回らない、釣り人だから味わうことができる魚ですよ♪
希少価値が高いので、初心者の方はタックルや仕掛け、攻略をしっかりと準備しておくことをオススメします♪
タナを徹底すれば釣れますので、船長の指示ダナを守りましょう。
魚が口を使うタイミングを逃さず、ぜひ釣り上げてくださいね!
味は根魚のなかでも最高級☆
刺身、煮付け、鍋とどんな料理でも美味しく頂けますよ♪ [プランの詳細]
釣楽価格: 13,000円 / 人
釣楽ポイント: 1,300ポイント還元!
備考: ※こちらのプランは3人から出船となりますので、ぜひお誘いあわせの上、ご予約ください。なお、3人に満たない場合は出船できませんので、ご了承ください。
※出船時の人数により割引がございます。4人以上出船時=12,000円/人となります。
車: 東名高速道路・袋井ICから約12km
電車: 磐田駅(JR東海道線)