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キンメ

LTキンメダイ釣りの概要

初島界隈は周年魚が着いているとされるが、4月以降はイサキなどほかの釣り物が多くなるため、釣りは11~3月いっぱいがメーン。サイズは30センチ級が主体。ときに35~40センチ級が出るが、当沖では大型に当たるものなので、脂がよく乗っており美味しい。

LTなので水深は250メートルくらいまで。外道はメダイやクロムツ、アカムツが上がることがある。なお、ここ以外ではブランドの新島沖や東京湾湾口、外房方面 から出船する。

LTキンメダイ釣りのタックル

サオは青物用の7対3調子2~2.7メートルのワンピースロッドなどで代用可能。水深250メートルを狙うのでミチイトはPE4~6号300メートルくらいを小~中型の電動リールに巻こう。

LTキンメダイ釣りの仕掛け

5本バリを基準に8本くらいまで。太さはミキイト8~10号、枝間1.2~1.5メートル、枝ス6号50~60センチ。枝スを見ているのか、細くしたら食いがいい場合があるので、数種類用意しておこう。

潮はあまり速くないことが多く、ハリは細軸で軽めのほうがエサの動きはいい。小型ヨリトリリングは使うが、中オモリや水中ライトを使うほどの水深ではないので不要。

エサは赤く染めたイカの短冊(5ミリ幅の6~7センチ)が一般的。切り身エサを使う人はいるが、ゲストのクロムツに効果的。

キンメダイの生態

標準和名「キンメダイ」は、水深100~800メートルで生息しているとされ、その生態はまだまだ謎の部分が多い。

おおまかに、未成魚は水深100~250メートルで、成魚になるとともに300~800メートルの深部へ移動。また、夜間は150~300メートル付近まで浮上する。

近年の調査では移動範囲が広大なことが確認されている。広域を回遊する深海魚であるため運動量が豊富で、身質がとてもいい。群れて生活するので職漁がしやすく、市場価値が安定して高値。もちろん釣りでも人気は高い。産卵は2回あるとされるが5~7月はより脂が乗って美味。

タンパク質と脂質が豊富で、煮付け、鍋物、しゃぶしゃぶ、刺し身、塩焼き、干物のほか、グラタンなど洋風のレシピの材料にも合う。

LTキンメダイの釣り方

基本的に低層の釣りだが、朝イチは反応が高く出るので、タナを切るように指示が出ることがほとんど。

着底したら3~10メートルほど素早く上げる。この着底を見逃すとイトフケができてしまう。イトがたくさん出ると、その分巻き上げる量も多くしないといけない。反応のある指示ダナに到達しづらくなるので、着底の瞬間は集中しよう。

ここでアタリがなければ、5分くらい待って底を取り直す。そしてキンメが回遊してくるのを待とう。

肝心なことはアタってからの動作。キンメは群れで動いているため、これをうまく操作できれば、ハリ全部に魚を掛けて一気に数を伸ばすことも可能。

パターンは2つ。

【激しいアタリ】……上バリに掛かっていると考えて、3~5メートルほど素早く巻き上げる。

【鈍いアタリ】……下バリに掛かっていることが多いので、仕掛けを送り下のタナを狙う。ただし、底に着けっぱなしにするとオマツリするので注意。

どの程度送る、巻き上げるかは、状況によって違うが素早い判断を。巻き上げる、送る、それぞれのタイミングやその分量で、群れの中に入るハリの数が変わる。当然、釣果が左右されるので、回数を重ねてベストなものを導き出そう。

キンメダイの取り込み方法

上がってきたらミキイトをたぐり、たるませないようにして取り込む。ミキイトを触って手を滑らせていく感じで、枝スをつなぐ結束部分(親子サルカン)を順々につかんでいくとスムーズ。

枝スとミキイトを一緒につかむと、ハリが船ベリに引っかかりにくく手返しがいい。

魚が掛かっている場合、枝スとの結束部分を持ち、魚に近いほうを持って取り込む。キーパーに対して、マグネット板が付いている方向に自分が下がっていきながら、順番に取り込む。

決して船ベリで魚をブラブラさせないこと。この魚は水圧の変化への耐性があり、浮き袋がないため、口が切れて落ちるとプカプカと浮かずに「サヨナラ~ッ」と海中へ戻ってしまう。

そして、すぐに次の投入ができるようにしておく。オマツリすると厄介な面もあるが、その分うまくいった投入や取り込みは、魚の数だけでは語れない喜びがある。

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