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カットウ仕掛けで釣る茨城ショウサイフグ

鹿島・不動丸提供(16日)。

オモリ25〜30号 カットウ仕掛け

フグカットウ釣りタックル例 茨城のショウサイフグが好季を迎える。鹿島の不動丸では6月12日、良型主体にトップ37尾。同港の幸栄丸では6月上旬に頭40尾。

 例年、最盛期に入れば制限尾数に達するほど釣れるので、まだ走りといった数だが、型はよく期待できそう。


【竿】……繊細で微妙なアタリをキャッチできる敏感な穂先を持ち、アワせて乗った瞬間に、ズシッとくる衝撃を受け止められる丈夫なバット部のもの。
 カットウ専用だとオモリ負荷20~30号、8対2または9対1など極先調子で長さ1.2~1.8メートル。代用するならマルイカやLTゲームロッド。


【リール・ミチイト】……リールは、なるべく速い巻き上げができるギヤ比の高いもの。また、巻き上げの安定感から、小型電動リールもいい。
 反応が渋い時は、広範囲を探ると有利になるのでスピニングも有効。
ミチイトはPE2~3号100~200メートルほど。サキイトは取り込み時に竿を立てる目安になるので、フロロ4~5号を1メートル前後結んでおくと便利だ。


【仕掛け】……カットウだけの仕掛けが主流。25~30号のオモリ部分から、エサのアオヤギのムキ身を付けるための親バリ(テンヤバリ・エサバリ)、そして同様にフグを掛けるためのカットウバリを接続する。これは親バリに付けたアオヤギでフグを寄せ、エサをついばむ時を狙ってアワセを入れ、掛けるのが目的。

 

アオヤギの装餌例 鋭い歯に注意

アオヤギの装餌例(左)、鋭い歯に注意(右)


【エサ】……エサは主にアオヤギのムキ身。これは、食いつかせるというよりも、集魚効果を狙ったもの。
 装餌方法は、ワタ(黒い部分)からハリを刺し、次にベロ(橙色)の部分を縫い刺しにし、ハリ軸の上にこき上げる。同様の手順で4~5粒ほど付ける。ぶら下がったヒモなどは食いちぎられやすいので、これも縫い刺しにし、こぢんまりとまとめておく。

アタリがなければすぐにエサチェック

【基本的な流れとタナ】……オモリを持ち、振り子の要領で軽く振り込む。こうすることで、オモリとカットウバリが横一線になる。そのまま船下へ落とすと垂直に落ちていき、オモリの上にカットウバリがきて絡みやすい。
 この魚の生息域は底近くなので、オモリを底周辺にキープすることが基本。タナを切り過ぎるとまったくアタリは訪れなくなり、オモリが底べったりでは、エサをついばんだ時のシグナルが伝わりにくい。逆に、オモリがトントンとたたく状態はNG。「オモリが底に着くか着かないか」の微妙な位置がベストポジション(※根の荒いポイントを釣るときは30~50センチ底を切るか、船長の指示ダナを守ってアタリを待つ)。
 魚信はコツコツとはっきりと表れることもあるが、ジワッとモタレのみなど千差万別。

 

鹿島・幸栄丸提供

鹿島・幸栄丸提供(16日)。


【アワセ方】……30センチ(だいたいハリス分)の幅でキュッと魚を乗せるイメージで竿を持ち上げる。派手に動かすと、せっかく寄って来ているフグを散らしてしまうので避ける。
 ズシッと手元に衝撃がきたら、竿の弾力で受け止め、一定のスピードで巻き上げる。カットウバリにはカエシがないので緩めるとバレることも。


【タイム釣り】……波が高く船の上下動が激しい時はアタリの察知が難しい。そのような場合には、一定の間隔で空アワセを入れる「タイム釣り」が有効。
 オモリが着底し、イトフケを取り、オモリが底周辺のポジションをキープしたら、3~5秒間に1回の割合でシャクリ(空アワセ)を入れる。そのたびにエサが上下することでこれが誘いにつながる。シャクリは小幅でシャープに行い、魚が乗らなければ、オモリをゆっくりと底に戻し、また3~5秒後に同じ動作で空アワセを入れる。


【アタリがない時】……フグはアオヤギのワタを好んで食べるので、それらがなくなるとベロだけになる。これではアタリが激減するので、新しいエサに付け替える。
 また、アタリがあってアワせているのに空振りが続くときは、カットウバリがオモリの上に絡んでいる可能性があるので、すぐに確認を。

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