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ウミタナゴ ウミタナゴ科

 

 ウミタナゴ科に属し、全長は二十五センチに達する。北海道南部から南の日本各地の沿岸に分布し、朝鮮半島の南部にもすむ。胎生魚として有名で、卵でなく、全長55〜70ミリの仔魚を3〜86尾産む。
 和名はウミタナゴであるが、東北地方南部から関東地方、北陸地方、近畿地方、山陽地方、山陰地方、九州まで、広い地域で、ただ単にタナゴと呼ばれている。淡水魚のコイ科のタナゴと形は似ているが、近縁ではないとされる。地方名は極めて少なく、神奈川県三崎で、アオタナゴ・アカタナゴ・キンタナゴ・ギンタナゴ・マタナゴ、新潟県でベニツケ、北九州地方でネ、鹿児島県でコモチダイ・セマツタイ・セマツダイ。沖縄県でキシと呼ばれている。
 沿岸の地先から深みにかけてすむ。体は卵形で、タイのように側扁している。頭部は小さく、口も小さい。体の背面が鉛青色のものをマタナゴ、褐色のものをアカタナゴと二型に分ける場合もある。

 眼から口にかけて二本の黒褐色の線があり、また、腹鰭棘の基部に一個の黒点があるので、近縁のアオタナゴと区別できる。

 ウミタナゴの雄は体長七センチぐらいになると管状の挿入器が発達しはじめる。これは精巣が発達するにつれて伸長し、産卵期が過ぎると退化して、小さな肉癌となる。

 全般に早熟で生まれた年に雌雄ともに成熟する。雄の精巣は七月頃から成熟しだし、十一月初旬に最も重くなり、十二月には減少する。雌の卵巣は太くて大きい輸卵管の先端にあり、少数の卵を持つ。この卵は十月になると一斉に大きくなり、成熟して、卵巣から輸卵管内に排出される。

 十一月初旬に交尾し、精子は輸卵管内の卵と受精する。受精卵は一月上旬にふ化し、仔魚は輸卵管内で成長し、五~六月に尾から産出される。
甚だ美味である。

 

釣りのワンポイント

岩礁帯で潮通しがよく、海軍が繁茂しているところが最滴。軽い道具と細いハリスで寄せエサを少しづつ打ちながら静かに釣る。シモリ仕掛けもいい。

 

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