週刊つりニュースが運営する釣り業界最大級の情報ポータルサイト!

釣り船/船宿の予約は【釣楽】

総合トップへ

会員登録

トビウオ トビウオ科

 

 トビウオ科に属する海水魚。日本の沿岸から外洋にかけて二十数種類が知られている。多く漁獲されているのは和名のホントビ・ツクシトビウオ・ハマトビウオであるが、地方では混称されている。

 別名はアキツトビウオ、東京地方でトビノウオ・ホントビ、東京・茨城地方でトビ、山陰地方でツバメウオ、山陰・九州地方でアゴと一般に呼ぶ。宮城県でクサイ、福島県でトビオ、茨城県でツバメウオ・トビヨ、東京都でアオトビ・ナツトビ・ホントビ、三重県でウズ、和歌山県でアキトビ・アンコ・シントビウオ・ナツトビ・フルセン、兵庫県でツバクロウオ・ヒラキウオ、広島県でツバサウオ・トリウオ・ヒーゴ、愛媛県でツバサという。
 また新潟県でタチイオ・タチウオ・タチヨ・ツンバクロ・トンベウオ、石川県でタチウオ・ツバクロ・トンボ、福井県でカクトビ・トンボ・トンボイオ・島根県でツバメウオ、山口県でツバクラウオ・ツバクロウオ・ブゼンヲチ・メチカアゴ・福岡県でアグ・アケ・トビイオ、長崎県でウバアゴ・カクアゴ、大分県でトビイオ・トビヨ・ツバクロ、宮崎県でコトビ、鹿児島県でガタ・トビイオ・トビュー・ヘージラウ、沖縄県でアハバネー・トビイヨ・トブー・ナツトビイヨ・ヒラガマチャー・ブグワー・フユトビイヨ・マルトビイヨ・ワタプターと呼ぶ。
 胸びれ・臀びれおよび尾びれの下半分が大きく、これらを利用して海中から空中に出て、飛ぶことができる。トビウオでは背びれの後半部に大きな黒斑があるので、他のトビウオ種と区別できる。卵の大きさは1.5ミリで、卵全面にある付着糸で他の物にからまる。産卵期は九~十月で、水温が23~25度の水域で産卵され、抱卵数は1.5万位。産卵後十日でふ化し、ふ化仔魚の大きさは4.5~5.3ミリ。
 ふ化後二十八日で体長は一・五センチ、五十六日で二・一センチと成長する。稚魚はサヨリに似て、下顎が長く伸び、後に縮まる。また、下顎の先端の両側にヒゲが伸びてくる。漁業上重要な資源だが、アマチュアの釣りの対象とはなっていない。毎年八十八夜ごろ種子島方面で多量にとれはじめるツクシトビウオ、二月下旬~五月上旬八丈島方面で多並にとれる春飛などは有名。

 

ページのトップへ