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タコ 八腕類

 

 タコのなかまは、世界で約二○○種あるといわれており、そのうち日本近海には、約五○種棲息している。
 一般的にタコと呼ばれているのは、「マダコ」であり、他に遊漁船でもよく釣られる「イイダコ」がある。イイダコは小さいので、マダコの幼体と思っている人があるが、マダコとは別の種である。また、魚屋の店頭で売られているので、魚類のなかまと勘違いしている向きが多いが、タコ類は、軟体動物の中の頭足類といわれるもので、むしろ、貝類に近いなかまであり、魚類ではない。
 タコの体は、胴・頭・足からできており、丸く頭のように見えるのが胴体である。足には吸盤があり、雄と雌では吸盤の状態がちがう、雄は吸盤が大小不規則である。また、雄にはひも状に変形した交接腕があり、雌の外套腔の中にこれをさし込んで交尾する。産卵後雌は自分の危険もかえりみず、卵を保護することが知られている。われわれ人間も大いに学ばなければならない点である。
 タコは夏から冬にかけて漁期であり、マダコの漁獲量が圧倒的に多い。日本人は特にタコが好きで、料理法もいろいろくふうされており、昔から広く食されている。特に美味だとして、例えば「明石ダコ」のように、とれる地方名をつけて売られているものもある。ところが、外国ではイカと同様悪魔の魚といって、大変嫌うところがある。悪魔の魚といわれるようになったのは、宗教と関係が深いらしい。「旧約聖書」の中に、『水の中にいて、ひれも、鱗もないものは、あなたに忌むべきものである』とある。また、「コーラン」にも同じような戒律があり、イスラム圏でも鱗や骨のないタコ・イカは食さない。

 タコは、穴に隠れる習性があるため、この習性を利用した「タコ壷」漁がさかんであるが、タコの祖先は、化石のアンモナイトやオウムガイのように殻をもっていたので、進化の段階で失った貝殻への未練とも考えられる。

 

釣りのワンポイン

カニを縛ったタコテンヤを底までおろし小突きながらジワーッとくる乗りを待つ。タコが乗ったら一呼吸して合わせイトをゆるめないよう一気に抜き上げる。

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