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ベラ ベラ科

 

 ベラのなかまは、たいへん種類が多く、熱帯地方の海から、日本の中部以南の海岸まで、広い範囲で見られる。全体では数百種確認されており、日本の沿岸にも数十種類棲息しているといわれ、釣魚の対称にもなっている。ベラ専門に釣る人は少ないが、五目釣りや、他の釣りの外道としてよく釣れ、色も鮮やかなものが多いので、広く知られている。
 ベラの種類は、オスとメス、幼魚と成魚では体色の違うものが多く、幼魚と成魚では、別の種類ではないかと思われるほど体色や形が変化するものもある。例えば、カンダイは、幼魚は流線形でオレンジがかった赤をしており、体の中央に黄色の帯のような線が見られるが、成魚になると、この線が消え体色も赤茶っぽく変わる。頭にコブが出来てくるので、コブダイともいわれる。

 日本の沿岸でよく見られるのは、キュウセン・ササノハベラ・ヤナギベラ・ニシキベラなど、二十センチぐらいの小型のものが中心である。しかし、中にはカンダイのような大型のものもある。
 小型のベラ類は、浅場の岩礁地帯や海藻の中で生棲しているため、大量に獲ることはなかなか難しく、関西以外では魚屋の店頭に並ぶことはない。また、色がハデなため、味はまずくはないが関西を別としてあまり好まれないようである。
 また、ベラのなかまには、面白い習性をもつものがある。日中は岩礁地帯や海藻の繁茂しているところを泳ぎまわって生活している。夜になると殆どの種類は、岩陰や海藻の中にもぐりこんで寝るが、キュウセンなどは、砂地で砂の中にもぐって寝る習性がある。
 ソメワケベラ・ホンソメワケベラなどは、十センチぐらいの小型であるが、自分より大きな魚のまわりを泳ぎまわり、大きな口の中まで平気で入り、口の中の食べかすの餌などを食べ、きれいに掃除する役目を果たしている。そのため魚の掃除屋とも呼ばれている。また、他の魚に寄生する甲殻類などを好んで食べるため、寄生されていた魚にとっては、お医者様のような役割を果たしているという意味から、ドクター・フィッシュとも呼ばれている。

 

釣りのワンポイント

関西ではベラ専門の釣り船もでるそうだが、普通カワハギ釣りなどの外道としてよくつれる。底近いタナでイソメエサでよく食うので釣り方はやさしい。

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