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アイナメ アイナメ科

 

 北海道以南の各地の沿岸に分布する。和名のアイナメは東京、神奈川県三崎方面 の呼び名である。北海道南部でアブラコ、東北、関西、四国、九州でアブラメ、函館、山形県、新潟県、石川県、京都府でシジュウ、宮城県でネウ、富山県で ホッケと呼ぶ。他にアイナ(常磐地方)、アイメ(横浜)、エイナ(水戸)、クジメ(神奈川県子安)、シュク(沖縄県)、シンジョウ(福井県)、スイ(松島)、ダボ(木更津)、ベロ(静岡県)、モイオ(富山県)などとも呼ばれている。いずれの名も、体の色と形、鱗のこまかい感じなどから名付けられたものである。骨ばった男性的な魚と比較され、女性的な愛称からきた名のほか、海藻の多い所にすむ生態から、つけられた名もある。ホッケ、クジメ、ダボなどは他魚と混称されているからである。
 淡路島方面では、約六センチの幼魚をスギコ、約十二〜十五センチをカクゾウ、約十八センチをスボコと呼ぶ。

 体色はさまざまで、黄色、赤褐色、紫褐色と個体によって異なり、四年で体長二十九センチに成長する。体側の側線は五本あり、ほほと鰓蓋に鱗がある。尾鰭の後端は直線。
 近縁種のクジメは秋田県、山形県、新潟県でアブラコ、新潟県、石川県、福井県でアブラメ、鳥羽、伊予川之江でアイナメ、東京付近でモロコシアイナメと呼ばれ、形も名称もよく似るが、側線が一本で尾鰭の後端が丸いので区別できる。

 産卵期は陸奥湾で十月中旬から十一月下旬まで、三河湾、伊勢湾で十一月から十二月まで。海岸の大潮干潮線付近の浅い所に繁茂する海藻や石に卵塊を産む。産卵後、雌は深い所に戻るが、雄は卵がふ化するまで、その場所に数週間とどまり、卵の保護をする。
 卵の表面には吸盤に似たものがあり、卵は互いにくっつく。雌一尾分の卵は相互にかたまり、海藻などに産みつけられる。卵の大きさは二・一ミリで、ふ化までに二十五日間以上を要する。ふ化した仔魚の大きさは七・四ミリで、水面を浮遊する。
 雄親に保護されていない卵塊は他の雌・雄に食べられてしまう。縄張り意識が強く、産卵期以外でも、自分の縄張りに入ってきた他のアイナメと烈しく咳み合い、縄張りの外に追い出す。そのためアイナメの語源は鮎並(アユナミ)とする説がある。

 

釣りのワンポイント

根や捨て石のまわりにいるので絶えず底の起伏に気を配る。アタリがきても早アワセは禁物、少し送りこむようにしてじわり竿を立てる。エサは岩イソメ。

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