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第20回 深場釣りのススメ by テル岡本【キンメダイ3】

キンメダイ/深場釣りのススメ

仕掛けは1投使い切りが基本。

ヘビータックルの釣り方&調理法

キンメダイ/タックル

【投入……基本的に掛枠での投入。船長の合図に従い、ミヨシまたはトモから順に仕掛けを下ろす。合図と同時に投入できるよう、すべての準備を整えておく。船長は潮の流れと人数を計算して投入ポイントを設定するが、ここにはもたつき、失敗によるロスタイムは基本的に含まれていないから、合図で投入できない場合は一回休みが常識。


 合図があってからオモリを結ぶなどは論外。「自分一人くらい……」の考えで全員の仕掛けがポイントを外れ、〝丸ボウズ〟の可能性もあることを忘れずに臨んでほしい。


 投入時は片手で握った掛枠を海面に対し45度程度に構え、合図とともにオモリを落とす(放り投げるとステイトが切れる場合あり)。これで仕掛けはパラパラと順序よく海中に投入される。


 この時、リールはフリーにせず、仕掛けがすべて海中に入ってからスプールをサミングしつつフリーにするのがポイント。

 あらかじめフリーにすると投入のショックでバックラッシュや、ヨリ取りの重さでミチイトが先に海中に入り、手前マツリするなどのトラブルとなるからだ。投入時のトラブル軽減には何種か販売されているヨリトリ器具ホールド用クリップを活用するのも一手。

 

キンメダイ/深場釣りのススメ

一流しで土産はじゅうぶん。


【アタリ~追い食い……船長の計算がドンピシャリなら着底直後、時にそれ以前(この場合は食い上げとなる)にアタリがでるが、いつもそんなにうまくはいかない。すみやかにイトフケを除き、オモリが海底を船の上下でトン、トンとたたく状態をキープしてアタリを待つ。ここが各自の腕のみせ所、釣果に差が付くポイントだ。


 アタリをキャッチしたらすぐに船長に合図するのを忘れてはならない。反応や根のどの辺りで食ってきたか、どんな反応で食ったのか、次回投入の判断材料となるからだ。


 アタリ後の操作はポイントや潮況・操船スタイルにより異なる。大別すると、

  • パターン(1)「そのままの状態を維持」……斜面を登らず、横方向に流すスタイル。オモリを宙に浮かせず、さりとてラインは緩めずにキープ。イトフケ分は巻き取り、深くなったらその分だけ落とし込んで追い食いさせる。
  • パターン(2)「アタリごとにミキイト間隔、またはイトフケを順次巻き上げ、常にオモリは海底から1メートルほど浮かせておくイメージ」……カケアガリに正面からぶつけるスタイル。伊豆大島沖など。
  • パターン(3)「オモリを着底させ、テンションをキープしつつ船の移動分ミチイトを送り続ける」……いわゆる新島釣法。斜面を斜め方向に流し、アタリ後にオモリを着底させ、意図的に根掛かり(アンカーリング)させる。以降、船の移動に合わせてラインを緩めず、かつステイトを切らないよう注意しながら船長の合図まで伸ばし続ける。最初は垂直に立っていた仕掛けを根掛かりさせずに30~45度の角度で伸ばし、全体を反応に入れて追い食いさせるスタイル。


 同じ釣り場、船でもポイントや潮況によりアタリ後の操作指示が変わるケースは少なからず。船長の指示に従わないと自身の釣果はもちろん、オマツリを誘発して同乗者にも迷惑を掛けてしまう。絶対に自分勝手な判断で仕掛け操作を行わないことが肝心だ。


キンメダイ/深場釣りのススメ【巻き上げ……投入同様、船長の指示に従って行う。基本的にオモリが付いるパターン(1)(2)は最初からドラグを十分調整した低速気味で、緩急を付けず一定のペースで巻く。ただし、オモリが切れている場合はある程度スピードアップし、オモリがないためのイトフケや魚が自由に泳ぎ回って発生する同乗者とのオマツリを防ぐ配慮を。


 これに対してステオモリが基本となるパターン(3)(新島沖)は、ラインが垂直に立つまではある程度の速度で巻き上げ、ラインが立った時点でスローダウン。巻き上げ開始時は実水深より余分にラインが出ているのを踏まえ、巻き上げ時間を短縮して投入回数を増やす意図。ただし、先に巻く仕掛けを追い越さないのが前提だ。


【ステイトの切り方……意図的に根掛かりさせる新島釣法の場合、巻き上げはステイトを切ることからスタートする。

 まずイトフケを完全に巻き取り、ロッドが絞られた状態で一旦巻き上げをストップ。ドラグを目一杯まで締め込み、船の移動でステイトが切れるのを待つ。

 仕掛けをはわせすぎてハリが根掛かりし、容易に処理できない場合はタックルを傷める前に速やかにラインをリリース。船のボーズなどに巻き付けて切る。

 リールの巻き上げ力に任せて強引に引き千切る行為はギアやロッドを傷める、キーパー脱落などのリスクを有し、厳禁だ。


キンメダイ/深場釣りのススメ【取り込み……多点でハリ掛かりしたら基本的に仕掛けの再使用は考えない一投使い切り。効率優先のスタンスであり、この部分はライトタックルよりも簡単と言える。タモのアシストを受けつつ、仕掛けをどんどん船内に引き上げたら、すみやかに新しい仕掛けをセットして次回投入に備える。


 魚の処理は投入準備が整ってから、または投入後に行う。血抜きは各自判断でよいが、クーラーの氷がクラッシュタイプの場合は必ずビニール袋や新鮮おさかなパックルミカ)で魚体を包んでから収納し、氷が直接魚体に触れないように配慮する。これは移動時に揉まれた際にウロコが剥がれて身肉が水を吸い、極上の味覚が台なしになるのを防ぐ一手間だ。

キンメダイの調理について

 今や釣りでも観光でも南伊豆の代名詞的存在として過言ではない本種。真っ先に連想されるのは煮付けだが、刺し身(中型はゼラチン状になる表皮の食感と皮と身の間に脂が残る湯引き仕立てが美味)や寿司、焼き物(塩焼き以外に塩釜焼・腹に香草を詰め、オーブンで丸焼きなど)、味噌仕立ての鍋、西京漬け、干物などの保存食と各種調理が可能。


 脂の乗りが今ひとつならムニエル、アクアパッツァ、ブイヤベース、シーフードカレーなどの洋風仕立てや、空揚げにして甘酢あんかけやチリソース和えなど中華風に調理してもいい。

 

【第19回 ~キンメダイ1~】

http://cho-raku.jp/contents/entry/15837

 

【釣行記事一覧はこちら】

http://cho-raku.jp/contents/choko_kiji/lists

 

政一丸(まさいちまる)

ほぼ周年で深場の高級魚『キンメ』狙いで出船中の政一丸さん。『キンメ』は何より食べて美味しいのが魅力。刺身はもちろん、煮魚やしゃぶしゃぶにしても最高です。当然ポイントを熟知しているので、グルメ派の人にオススメです!

政一丸(まさいちまる)

高級魚★キンメ釣り乗合プラン

釣楽価格: 19,000円/人

東伊豆エリア伊東港
車: 伊豆スカイライン・亀石峠ICから約12km
電車: 伊東駅(JR伊東線)

辰丸(たつまる)

ぜひ新島沖のブランドキンメ釣りをやってみてください! 竿・リールのレンタルも無料でお得です。仕掛けの販売もありますし、釣りのあとは、併営の民宿で大浴場に浸かるのはいかがでしょうか?

辰丸(たつまる)

新島沖ブランドを狙う★キンメ釣りプラン

釣楽価格: 18,900円/人

南伊豆エリア南伊豆小稲
車: 修善寺道路・修善寺ICから約60km
電車: 伊豆急下田駅(伊豆急行線)

三昭丸(さんしょうまる)

少々コワモテの船長ですが、釣らせることに一生懸命。将来の若船長が助手として乗船している。港で見送り&迎えてくれる女将さんのファンも多いです!

三昭丸(さんしょうまる)

≪新島沖/大型狙い≫キンメ釣りプラン

釣楽価格: 19,400円/人

南伊豆エリア下田須崎港
車: 修善寺道路・修善寺ICから約56km
電車: 伊豆急下田駅(伊豆急行線)

第十八天光丸(てんこうまる)

スタッフもよく釣行する船宿の一つです。大型船とは言えませんが、船長との距離が近いので初心者一人で行ってもOK。小人数で仕立てやすく、グループ釣行も楽しいと思います!

第十八天光丸(てんこうまる)

スロージギングでキンメ&高級根魚を狙おう!乗合プラン

釣楽価格: 15,000円/人

新島沖のブランドキンメを狙おう!みんなで仕立プラン

釣楽価格: 95,000円/隻

南伊豆エリア下田須崎港
車: 修善寺道路・修善寺ICから約56km
電車: 伊豆急下田駅(伊豆急行線)

 

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