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第17回 深場釣りのススメ by テル岡本【キチジ2】

キチジ2/深場釣りのススメ

良型の4連。巻き上げのタイミングが釣果を分けることも。

"次世代深海釣り"の代表格

キンキタックル

【実釣テクニック】……「サイズは最大40センチほどとタラメヌケのように大きくはないし、オキメバルのように数が釣れるわけでもない。当たり外れも大きいから、この魚の価値が分かる人でないと、難しい釣りだね」とは平潟の船長の弁。


 しかし、だからこそ一尾の価値が高く、筆者提唱「次世代深海釣り」のターゲットに最もふさわしい魚のひとつと言える。


 釣趣に関してはこの釣りの本場、北海道の釣り解説書で「アタリも引きもなく、食だけが魅力」なる酷評を目にするが、これは同地区で使用されているタックル&仕掛けに起因する部分が大きいと感じる。筆者推奨タックル&仕掛けなら、キチジのアタリは決して見落とすような類の物ではなく、引きを楽しむことも十分に可能。複数がハリ掛かりした際にはアタリの数と竿先の負荷から「何尾掛かっているか」を想像する楽しみもある。


 合図に従い、トモから順に投入。水深とオモリ、タックルの関係で置き竿での釣りとなるが、攻め口はオニカサゴ釣りに準ずる底トントンのキープ。海底の起伏は比較的少ないが、オモリを引きずり、ハリや身エサに泥が付着するようではNG。逆に仕掛けが海底を大きく離れ、宙ぶらりんになっているようでもアタリは期待できない。基本仕掛けなら、海底から50センチ前後にハリが流れるイメージを維持すべく、ひん繁に底ダチを取り直してアピールする。

 

キチジ2/深場釣りのススメ

キチジは”次世代深海釣り”の代名詞的存在。


 適正なロッドを使用すれば「アタリが分からない」はあり得ないが、ハリ掛かり後はいつまでも暴れている魚ではない。最初のアタリを見落とすと「巻き始めたら食っていた」になりかねないので、巻き上げ開始までは竿先を注視し続ける。


「一流し1投入」ゆえ、アタリをキャッチしたら追い食いを待ち、1度に複数を釣り上げるのがセオリー。オモリの底トントンをキープ。または気持ち底を切った状態で第2信を待つ。


 高活性時には3尾、4尾と連ねる幸運に恵まれる半面、同条件下でも追い食いを待ったばかりに漁網や延縄の残骸に仕掛けが引っ掛かり、最初の一尾も回収不能となる場合も少なからず。この辺は運も大きく作用する部分だが……。

 

 投入と異なり、巻き上げは自由。どこまで待つか、どの辺りで見切って巻き始めるか、は各自の判断による。


 巻き上げはドラグを調整した中低速で、緩急付けずに行う。高速巻きは口をむしり切ってしまうが、極端な低速巻きも魚が暴れてハリ穴が広がり、外れに繋がる。


 鰾(浮き袋)を持たない本種は水圧変化に対応。活魚として取引されることからも分かるように、海面まで上げてもハリが外れれば即座に泳ぎ去る。骨が柔らかい=口周りがもろいので、取り込み時は不用意に抜き上げず、必ずタモのアシストを


 前述の通り、背鰭棘条には弱いながらも毒がある。あえて切り落とす必要はないが、手指などに刺さないよう注意。


 ポイントにより3キロ超のバラメヌケアコウや良型マダラも交じる。強いアタリには細軸バリを考慮した巻き上げ設定を。


 また、巻き上げ開始後に「生体反応が感じられない大負荷」が認められてもゴミと決め付けてゴリ巻きするのは早計。同所では3~5キロもあるイバラガニモドキ(タラバガニに近縁で美味)がハリ掛かりしている可能性がある。

 

イバラガニモドキ/深場釣りのススメ

平潟沖では大型のイバラガニモドキも交じる。


 船中1匹上がるかどうかのレベルだが比較的高確率で姿を見せており、筆者グループのメンバーは「カニがメーンでキンキはゲスト」などと嘯き、生体反応が感じられない負荷に過剰な期待感を抱く傾向すらある。

炙りで旨味際立つ

【調理】……市場に出るキチジの大半は底引き網で漁獲されたもの。はがれやすい鱗と柔らかな身ゆえに「釣りキンキ」を知る者にはその劣化具合は一目瞭然だ。
刺し身、握りずしなどは皮目をサッと炙った「炙り」で旨味が際立つ。


 煮付けは砂糖、みりん、正油のみの煮汁に粗挽き黒コショウを加えた濃い目の味で煮上げる。塩焼きや空揚げも絶品。超高級魚の看板に偽りなく、すべてに美味。骨が柔らかいので、開きや空揚げでは背骨や頭まで、すべてを食すことが可能だ。

 

【第16回 ~キチジ1~】

http://cho-raku.jp/contents/entry/14819

 

【第18回 ~LTキンメダイ1~】

http://cho-raku.jp/contents/entry/15568

 

【釣行記事一覧はこちら】

http://cho-raku.jp/contents/choko_kiji/lists

 

浜べ丸(はまべまる)

深場五目釣りプラン

深場五目釣りプラン

深場を狙って出船します。

釣楽価格: 12,000円 / 人

釣楽ポイント: 1,200ポイント還元!

 

茨城エリア波崎港

車: 東関東自動車道・佐原香取インターから約35km

電車: 銚子駅(JR総武本線)

 

 

桜井丸(さくらいまる)

≪魅惑の深場釣り!≫メヌケ乗合プラン

≪魅惑の深場釣り!≫メヌケ乗合プラン

高級魚であるメヌケを狙うプランです。水深300m前後を中心に狙うため、使用するオモリは300~500号。ゲストにはマダラなどが顔を出し、楽しめます。
あまり一般の方に知られていないメヌケ(目抜)とは硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚のうち、赤色の魚体を持ち、大きさは様々ですが最大で10キロを超えることもある魚。
その味は脂が強く淡白でとても美味しく、料理法としては「あら汁」や「鍋」が有名です。
水深200~1000mの深い海に生息するため、釣り上げられたとき、水圧の急激な変化により目が飛び出すことから、「目が抜け出る」という意味でメヌケの名がある。
以前は惣菜魚の代表であったとされる「目抜類」であるが、大きいものである上に、値段も高いので、なかなか簡単に手が出なくなっている高級魚です。

釣楽価格: 15,000円 / 人

釣楽ポイント: 1,500ポイント還元!

 

茨城エリア鹿島新港

車: 東関東自動車道・潮来インターから約12km

電車: 鹿島神宮駅(JR鹿島線)

 

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